2009年08月01日
ラピッド・カッタウェイ
さて今回は極一部で噂の茶色いボディアーマーです。
2004年に海兵隊特殊部隊等に支給されたFSBEⅡのCIRASは当初一般やMEUなどには支給されませんでした。
しかし、使い勝手が好調だったCIRASに形状が似ているボディアーマーが色々なメーカーから開発され、海兵隊隊員達は個人購入や部隊購入などをしていたみたいです。
その中でも、今回はDiamondback Tactical社 Rapid Cutaway Ballistic Vest(ラピッド・カッタウェイ)を紹介します。
海兵隊では同社のR.B.V.-"Predator” Ballistic Vest- SQVA (プレデター)リリース機能の無いタイプの方が露出度が多いと思いますが、極一部の小部隊ではRapid Cutawayのリリース機能のあるタイプが使用されていた事が確認されています。
画像のベストは実際に2005年のイラクから帰って来た海兵隊からの流出だそうです。
左がRapid Cutaway 左がRAV
見た感じ、PARACLETE社のRAV(Releasable Modular Vest)に、もの凄く似ています。特にフロントはクリソツです。(死語)
海兵隊が一部採用したRapid Cutaway及びPredatorは、FSBE装備の後継とされていたPARACLETE社のRAVに非常に類似している事から採用したと言う説があります。実際、機能面はRAVの欠点を改良したような所が数箇所あり、非常に使い勝手が良くなっています。
このベストの識別としてカラー識別が良いと思いますが、よく似ているコヨーテカラー同士でミリフォトなどに出てこられると、かなり識別に苦戦します。
因みにこのRAVは旧型の中期タイプになります。
フロント腹部にははカマーバンドのズレを防ぐドットボタンがあり、ジッパーを外すとカマーバンドはベルクロでしっかりと固定されています。旧型のRAVは脇腹のベルクロが無かった為、脇腹がだぶ付いてました。右胸に付いているスーパードラッグハンドルは左右どちらでも取り付ける事ができ、負傷時や緊急時にスーパードラッグハンドルを引く事によりベスト本体が前後に分裂します。
後部のフラップを開けるとリリース機能のワイヤーや、カマーバンドを調整するバンドがあります。見た目は複雑で何が何だか分からないように見えますが、この辺もRAVなどに比べると分解・結合・調節などが非常にしやすくなっています。
Diamondback Tactical Rapid Cutaway Ballistic Vestの前後の内側に付いているラベルです。
フロント・リア内側の首の部分に一面ベルクロが縫い付けられています。これはネックアーマーなどを追加装着する為の物です。画像右のハンドルは左右取り付け可能なリリース機能のスーパードラッグハンドルです。腹部に付いているファステックはグローイングアーマー用で、ファステックはドットボタンで取り外しが可能です。ベストの前後は下側がメッシュ加工が施され水に浸かった場合、水が排水されるようになっています。
ソフトアーマーはレベルⅢAが入っています。
ハードアーマーはソフトアーマーの前にあるポケットに入れます。
画像がかなり悪いですが、2005年頃の海兵隊で使用されていたRapid Cutawayの画像だそうです。
この画像は同社のPredatorを装着している海兵隊員です。
最後にDiamondback Tactical社のRapid CutawayのPVです。
ここに登場しているベストは最新タイプの物です。
ミリフォトでPredatorを装着している海兵隊員は何度か見た事があるのですが、正直Rapid Cutawayは上の画像1枚しか見た事がありませんw しかし出所が海兵隊とハッキリしているので、海兵隊で使っていたと思います。
やはりRapid CutawayはPMCと言うのが定説なんでしょうかね(汗
さ~て、次回の研究所は?見た目が同じヘルメット!の1本です。
2004年に海兵隊特殊部隊等に支給されたFSBEⅡのCIRASは当初一般やMEUなどには支給されませんでした。
しかし、使い勝手が好調だったCIRASに形状が似ているボディアーマーが色々なメーカーから開発され、海兵隊隊員達は個人購入や部隊購入などをしていたみたいです。
その中でも、今回はDiamondback Tactical社 Rapid Cutaway Ballistic Vest(ラピッド・カッタウェイ)を紹介します。
海兵隊では同社のR.B.V.-"Predator” Ballistic Vest- SQVA (プレデター)リリース機能の無いタイプの方が露出度が多いと思いますが、極一部の小部隊ではRapid Cutawayのリリース機能のあるタイプが使用されていた事が確認されています。
画像のベストは実際に2005年のイラクから帰って来た海兵隊からの流出だそうです。
左がRapid Cutaway 左がRAV
見た感じ、PARACLETE社のRAV(Releasable Modular Vest)に、もの凄く似ています。特にフロントはクリソツです。(死語)
海兵隊が一部採用したRapid Cutaway及びPredatorは、FSBE装備の後継とされていたPARACLETE社のRAVに非常に類似している事から採用したと言う説があります。実際、機能面はRAVの欠点を改良したような所が数箇所あり、非常に使い勝手が良くなっています。
このベストの識別としてカラー識別が良いと思いますが、よく似ているコヨーテカラー同士でミリフォトなどに出てこられると、かなり識別に苦戦します。
因みにこのRAVは旧型の中期タイプになります。
フロント腹部にははカマーバンドのズレを防ぐドットボタンがあり、ジッパーを外すとカマーバンドはベルクロでしっかりと固定されています。旧型のRAVは脇腹のベルクロが無かった為、脇腹がだぶ付いてました。右胸に付いているスーパードラッグハンドルは左右どちらでも取り付ける事ができ、負傷時や緊急時にスーパードラッグハンドルを引く事によりベスト本体が前後に分裂します。
後部のフラップを開けるとリリース機能のワイヤーや、カマーバンドを調整するバンドがあります。見た目は複雑で何が何だか分からないように見えますが、この辺もRAVなどに比べると分解・結合・調節などが非常にしやすくなっています。
Diamondback Tactical Rapid Cutaway Ballistic Vestの前後の内側に付いているラベルです。
フロント・リア内側の首の部分に一面ベルクロが縫い付けられています。これはネックアーマーなどを追加装着する為の物です。画像右のハンドルは左右取り付け可能なリリース機能のスーパードラッグハンドルです。腹部に付いているファステックはグローイングアーマー用で、ファステックはドットボタンで取り外しが可能です。ベストの前後は下側がメッシュ加工が施され水に浸かった場合、水が排水されるようになっています。
ソフトアーマーはレベルⅢAが入っています。
ハードアーマーはソフトアーマーの前にあるポケットに入れます。
画像がかなり悪いですが、2005年頃の海兵隊で使用されていたRapid Cutawayの画像だそうです。
この画像は同社のPredatorを装着している海兵隊員です。
最後にDiamondback Tactical社のRapid CutawayのPVです。
ここに登場しているベストは最新タイプの物です。
ミリフォトでPredatorを装着している海兵隊員は何度か見た事があるのですが、正直Rapid Cutawayは上の画像1枚しか見た事がありませんw しかし出所が海兵隊とハッキリしているので、海兵隊で使っていたと思います。
やはりRapid CutawayはPMCと言うのが定説なんでしょうかね(汗
さ~て、次回の研究所は?見た目が同じヘルメット!の1本です。
Posted by シャー1等軍曹 at 09:25│Comments(0)
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