2012年08月09日
2012年08月08日
Kill Tag
先日のCOMBATZONE KYOTOさんでの撮影会で少しだけ拘った事が有ったので書きます。
最近のミリフォトで見かける、戦闘服の両腕のベルクロに付いている英数字、最初なんだろうと疑問に思ってたんです。
色々調べてるとKill Tagという物で、隊員が怪我や戦死した場合本人確認をする為のパッチだそうです。
画像は撮影会の時のものです。
そのKill Tagに何を書いてあるのか?
最初の文字は本人を示す名前のイニシャルで、後の数字は国民保障番号の最後の下4ケタを表しているそうです。
隊員に何か有った場合に一早く個人情報を知る為の物らしく、ドックタグと似ていますがより詳細な情報が分かります。
今回の撮影に合わして刺繍屋さんにお願いして作って貰いました!
ちょっとしたパッチですが、付けると何かイイですね!
COMBATZONE KYOTO
http://www.combatzone-kyoto.com/
2012年08月06日
COMBATZONE KYOTO
昨日は京都府北部にある有料サバイバルゲームフィールド「COMBATZONE KYOTO」に行ってまいりました。
今回は特別に貸切で撮影会を行わさせて頂きました!
使用装備はMBSSとCIRASのFSBEⅡで統一しました。
施設的には出来たばかりで、とにかく綺麗で、駐車した場所で準備して、そのままフィールドに行ける便利さ!
フィールドも森林から市街地戦まで楽しめて凄く楽しそうです!
私自体、めちゃ久々の長時間の外出だったので日焼けはするは、目まいはするは、風邪引くはで結構厳しかったんですが、大変良い1日を過ごせました♪
本日、風邪をこじらせ、脚腰が動きません。。。
おやすみww
2011年10月21日
Land Sharks PV08
たまってる動画でも貼り付けま~すヾ(・・;)
Land Sharks&金鯱会で某雑誌の合同撮影会をした時の動画を編集しました。
2011年10月16日
ハートロック準備開始!?
さて今から思い腰を上げてやりますか。。。
当日、参加される皆さん、宜しくお願い致しますね♪
私は一般海兵のSPC装備で参加しま~す( ゚▽゚)/
2010年02月20日
SPC (Scalable Plate Carrier)
SPC (Scalable Plate Carrier) EAGLE社製
アフガニスタンで2008年頃から試験的にMEU(Marine Expeditionary Unit 海兵隊遠征隊)の隊員達が着用していました。
位置付けとしては、MTVやプレキャリの中間的な存在になると思います。
SPCは、2008年2月頃からアフガニスタンでMTVより軽く機動性のあるボディーアーマーとして14.000着が使用されるようになり、その後2009年3月9日~20日までの11日間、アメリカのキャンプ・ペンドルトン「カリフォルニア州」で第1海兵師団の隊員達がトライアルテストをする事になる。
テスト内容は、MTVとSPCの比較や装着性・機動性・耐久性など色々な項目がテストされ、どれも良い評価を受けたのだが、隊員の意見から「爆発物・手榴弾の破片をMTVほど防げない」などの指摘がでたそうです。
さらに同年4月と5月の数日間で、キャンプ・ルジューヌ,「ノースカロライナ州」第2海兵師団の隊員もテストを行いました。
テスト終了後、2010年1月までにアフガニスタンへ派兵の隊員達から優先的に65.000着の支給がされたそうです。
最近、海兵隊がEAGLEに数千着~数万着のSPCの発注を緊急要請したそうなので今後、SPCが数多くミリフォトやニュース画像などで確認されて行くと思います。
また楽しみが増えそうだ(笑
■画像はMサイズのSPCの前後。
ネックアーマーなどは付属せず、首周りの自由が利き脇下も余裕があります。
■MTV支給開始から標準品となってきたサイドアーマーです。
着た感じは、さすが海兵隊が機動性を重視しているだけあって、軽くて腕が回しやすいですね。
カマーバンドも思ったよりは、フィット感も良く邪魔にならないです。
■SPCで一番の特徴と言えばやっぱ、胸のパルスの配列ではないでしょうか?
これはMTVと同じく、互い違いに配列されていて自分なりの位置にポーチを付けたり、小物等を装着出来るようになっています。
首元のベルクロは、ネームパッチなどが貼り付けられます。
■カマーバンドは完全取り外しが出来、腰の部分で調整します、お腹に有るベルクロで左右から巻き込むように貼り付けて固定します。
カマーバンドを押さえ付けるカバーには拳銃くらいなら入れれるポケットがあり、小物入れに使えそうです。
■フロント内側のベルクロはネッグガード等を貼り付けれるようになっています。
お腹部分にはグローインプロテクターを装着するループが左右に2本ずつあり、プロテクターの長さを調整出来ます。
グローインプロテクターはドットボタンで固定します。
■リア内側にもベルクロはネッグガード等を貼り付けるようになっています。
EAGLE社のタグとNSNナンバーのタグが縫い付けてあります。
■内側フロントのSAPI(防弾プレート)が入るポケットの内側には、もう一つ小さなポケットが有りSPCの説明書が入ってあります。
■カマーバンドの左右には取り外しが出来るサイドアーマーが付き、中には小型のSAPIが入ります。(レイジーキャット製レプリカ)
■肩のパットには厚さ1cm程のクッションが入っていて、肩への負担が軽減されます。
■肩パットの横に有る四角い穴は、車両乗務員や車両機銃主などが付けるショルダーアーマーを付けるためです。
■アフガニスタンで展開中MEU隊員。
汚れっぷりが最高にカッコイイですね♪
■画像右の隊員はHSGI社(ハイスピード・ギア社)のチェストリグをSPCの上に重ね着してます。こういった重ね着もおしゃれですね♪
多分この隊員はガナーでしょうか?
さて次回の研究所は?まだ何も決めてませんww
てか、次の更新はいつになるやら(;´д`)トホホ
2010年02月05日
Rapid Cutawayでおでかけ。
(海兵ネタでは無いのでごめんなさい)
最初はゲーマー装備で軽いPMC装備で行こうかと思っていたんですが、前日に準備しているとドンドンとヒートアップ!!
気付くと新聞屋さんが来ましたww
でっ結局、重装備で「MGS4」風になってしまったw
2010年01月04日
2009年11月01日
2009年08月01日
ラピッド・カッタウェイ
2004年に海兵隊特殊部隊等に支給されたFSBEⅡのCIRASは当初一般やMEUなどには支給されませんでした。
しかし、使い勝手が好調だったCIRASに形状が似ているボディアーマーが色々なメーカーから開発され、海兵隊隊員達は個人購入や部隊購入などをしていたみたいです。
その中でも、今回はDiamondback Tactical社 Rapid Cutaway Ballistic Vest(ラピッド・カッタウェイ)を紹介します。
海兵隊では同社のR.B.V.-"Predator” Ballistic Vest- SQVA (プレデター)リリース機能の無いタイプの方が露出度が多いと思いますが、極一部の小部隊ではRapid Cutawayのリリース機能のあるタイプが使用されていた事が確認されています。
画像のベストは実際に2005年のイラクから帰って来た海兵隊からの流出だそうです。
左がRapid Cutaway 左がRAV
見た感じ、PARACLETE社のRAV(Releasable Modular Vest)に、もの凄く似ています。特にフロントはクリソツです。(死語)
海兵隊が一部採用したRapid Cutaway及びPredatorは、FSBE装備の後継とされていたPARACLETE社のRAVに非常に類似している事から採用したと言う説があります。実際、機能面はRAVの欠点を改良したような所が数箇所あり、非常に使い勝手が良くなっています。
このベストの識別としてカラー識別が良いと思いますが、よく似ているコヨーテカラー同士でミリフォトなどに出てこられると、かなり識別に苦戦します。
因みにこのRAVは旧型の中期タイプになります。
フロント腹部にははカマーバンドのズレを防ぐドットボタンがあり、ジッパーを外すとカマーバンドはベルクロでしっかりと固定されています。旧型のRAVは脇腹のベルクロが無かった為、脇腹がだぶ付いてました。右胸に付いているスーパードラッグハンドルは左右どちらでも取り付ける事ができ、負傷時や緊急時にスーパードラッグハンドルを引く事によりベスト本体が前後に分裂します。
後部のフラップを開けるとリリース機能のワイヤーや、カマーバンドを調整するバンドがあります。見た目は複雑で何が何だか分からないように見えますが、この辺もRAVなどに比べると分解・結合・調節などが非常にしやすくなっています。
Diamondback Tactical Rapid Cutaway Ballistic Vestの前後の内側に付いているラベルです。
フロント・リア内側の首の部分に一面ベルクロが縫い付けられています。これはネックアーマーなどを追加装着する為の物です。画像右のハンドルは左右取り付け可能なリリース機能のスーパードラッグハンドルです。腹部に付いているファステックはグローイングアーマー用で、ファステックはドットボタンで取り外しが可能です。ベストの前後は下側がメッシュ加工が施され水に浸かった場合、水が排水されるようになっています。
ソフトアーマーはレベルⅢAが入っています。
ハードアーマーはソフトアーマーの前にあるポケットに入れます。
画像がかなり悪いですが、2005年頃の海兵隊で使用されていたRapid Cutawayの画像だそうです。
この画像は同社のPredatorを装着している海兵隊員です。
最後にDiamondback Tactical社のRapid CutawayのPVです。
ここに登場しているベストは最新タイプの物です。
ミリフォトでPredatorを装着している海兵隊員は何度か見た事があるのですが、正直Rapid Cutawayは上の画像1枚しか見た事がありませんw しかし出所が海兵隊とハッキリしているので、海兵隊で使っていたと思います。
やはりRapid CutawayはPMCと言うのが定説なんでしょうかね(汗
さ~て、次回の研究所は?見た目が同じヘルメット!の1本です。
2009年07月28日
ギリースーツ
ギリースーツと言っても色々なタイプがあります。
大きく分けて、羽織るコートタイプと上下を着用するスーツタイプです。
今回も研究と言うより、また解説でしょうか。。。
紹介するギリースーツは沖縄海兵隊御用達のORDNANCE製です。
ORDNANCE社が2005年に製作した物で丁度その頃、イラクの新政府が発足する少し前だったのでメチャメチャ忙しい時期だったそうです。
画像で分かるように、海兵隊のデジタル迷彩を基礎とし上半身下半身の前部・肘・膝にコーデュラーナイロンで縫い付け補強されています。
しかし縫い付けられているナイロン生地はなんとマルチカム!?
当時コヨーテブラウンの生地が不足していたのと、製作依頼してきた海兵隊隊員がマルチカムの生地を張ってくれと言う事で製作したそうです。でっ私も忙しい所を頼んで同じ物を作って頂きました。
画像のギリースーツは右胸に偽装材料が付いていない右利き専用です。偽装されていないのは銃のホールディングを最優先にした結果だそうです。実際、銃を構えてみてもホールドがしやすく、ごわつかないのが特徴ですね。
背面は一面ナイロンメッシュ加工が施され熱を排出するようになっています。
今までのギリースーツとは比べ物にならないくらい快適です。
帽子の偽装はブーニーハットにネットを縫い付けバーラップを結び付けています。
ギリースーツが出来上がった時は偽装素材が何も付いていない状態でした。店主いわく後は個人のセンスにお任せすると言う事でした。勿論、オーダー時に偽装依頼をすればやってくれます。(別に偽装材料を頂いたので自分で付けました)バーラップ(偽装素材)はナイロン繊維や麻袋の切れ端を染めて2~3度洗浄したあとパラコードに結び付けています。最後にTANカラーのスプレーで軽く吹きました。
画像上:ブーニーハット上部はとぐろ巻きにパラコードが縫い付けられバーラップを結び付けます。
画像下:最小限の視界を確保する為に円形の帽子の唾を横にカットしています。
画像上:パンツのリアは、ふくらはぎの部分にしか偽装がされていません。この方がしゃがんだり移動する時が楽なんだそうです。太ももに偽装が施されていないのは、ジャケットの腰から垂れ下がってる偽装材料で十分太ももが隠れるからで動きを重視した場合、偽装があまり必要無い箇所だそうです。
画像下:パンツのフロントは、匍匐前進などで地面と擦れ破れなどを防ぐ為コーデュラーナイロンで縫い付け補強されています。ポケットも普通に使えるようになっています。
画像上:パラコードは網目に縫い付けられそこに色々なカラーや種類のバーラップが結び付けられています。
画像下:両腕の袖には小さなパラコードを通すフラップがあり、そのパラコードを親指に引っ掛けて袖が捲くれるのを防ぎます。
画像は私が着用した時の後姿です。肘や膝の裏側に偽装が無く目立っているように見えますが、銃を構えて伏せたりしゃがんだりすると、腕や膝周辺の偽装が丁度良く重なりカバーしてくれます。
実際に着用した感想として、間接部分に偽装が無く銃のホールドや移動があまり違和感なく動けるのが特徴ですね。悪い所は匍匐全身などをしていると、パンツがずれてくるのとベルトが痛いですね。しかし最近のオードナンス製はベルト無しで履けるように釣りバンドになっています。私のギリースーツは旧タイプなので最新情報はコチラをどうぞhttp://ordnance.militaryblog.jp/e47639.html(勝手に(;´д`)
画像上:しゃがんだ状態で敵を狙っているところです。
画像下:カメラ目線ですw
さて次回の研究所は?
噂の茶色いアーマーは使われていたのか?の1本ですw
2009年07月25日
MTVの仲間たち(続編)
意外とSpartanの画像って探せばあるもんですねw
昨日、友人と夜中まで見ていた画像集の1枚に凄い画像(私達だけ)がありました!
SpartanとSpartan2とInterceptorが入り乱れてるではないですか~(゜□゜;)
画像の年代は2007年5月29日で部隊名・詳細はなんだったか?
リーダーらしき隊員はInterceptorを着ています。
そして、画像左からSpartanの1-2-1-2-2-1と他にも見えにくい隊員達もSpartanを着ているみたいです!
Spartanはカマーバンドがないのでサイドアーマーを付けて補強してますね。
同じ日付の同じ部隊の前から撮った画像です。
両サイドの隊員はSpartanで真ん中の隊員はSpartan2だと思います。
少しカッコイイ画像があったので。。。
前列右2人がSpartanで1人はMolleⅡベストを着ています。
他にも3人がBHIのリーコンハーネスと1人イーグルのベストでしょうか。
今回は拾い画像だけですいませんww
ネタ切れか?(苦笑
2009年07月22日
MTVの仲間たち
最近の海兵隊ミリフォトで露出度が非常に高いアーマーと言えばProtective Products International社のMTV(MODULAR TACTICAL VEST)ですが、このアーマーはPPI社製のMTVになるまでに色々と数社からプロトタイプ的な物が出ています。
今からさかのぼる事5~6年程前、1人の海兵隊員から始まります。元米国軍人だった父親の息子が海兵隊に入隊し、その息子に父親からプレゼントとしてボディーアーマーを送ったそうです。(何ともアメリカらしい。。。)その時送ったボディーアーマーが、Tactical Applications Group社のSpartan 2だったそうです。
そしてそのボディーアーマーを受け取った息子が部隊の上官にボディーアーマーを見せたところ、気に入りその後、少数の部隊購入となったそうです。
その後、会社規模が小さかったTAG社とEAGLE社が提携しEAGLE社のMCAV(Marine Combat Assault Vest)が製作されたそうです。
TAG社自体は初期モデル(Spartan)・中期モデル(Spartan 2)・後期モデル(リリースタイプ)をリリースしている。
これらの色々なタイプを元にPPI社と共同制作の子会社が2006年から6万着を生産し現在は生産を終了している。
最近ミリフォトを穴が開くほど見て分かってきた事があります。
今までMTVだと思っていたのがMCAVだったりSpartanだった事が判明してきました。しかしMTVはパルスの配列が全く違うので一目で分かるのですが、MCAVやSpartanの差が非常に似ていて分かりにくいです。
そこで今回はSpartan・MCAV・MTVの見極め方をミリフォトと実際所有するアーマーから紹介しようと思います。
まずは1番露出度が多いMTVから検証してみましょう。
MTV(MODULAR TACTICAL VEST)
①
ポーチが付いていなければ一目で分かる部分は胸でしょうか。
パルスが隙間無く5段並んでいて、上から1.3.5列と2.4列が互い違いに縫いつけられています。
②
ファステックスが付いていない。
③
首を保護するネックアーマーのフラップ部分が太い
(しかしまれに、インターセプターボディアーマーのネックを代用として使っている場合があるので、必ずしも太いとは限らない)
その他
胸のベルクロがパルスより若干長い。
リリース機能付き。
実際のミリフォト画像
Spartan
2005年~2008年ぐらいのミリフォトに極わずかに出てくるSpartan初期型。
①
肩のパルスから胸のベルクロ部分までがMTVよりも長い。
ファステックスが無い。
②
上から3番目のパルスが1.2段目より1ブロック多い。
パルスを直接アーマーに縫い付けている。
その他
胸のベルクロがパルスより短い。
カマーバンドが無い。(インターセプター用サイドアーマーを付けているのをよく見る)
リリース機能無し。
実際のミリフォト画像
Spartan2
2005年頃に極一部で使用されていたSpartan2。
残念なことに元ネタであるSpartan2は某雑誌の写真が1枚だけしかありませんでした。
①
肩のパルスがMTVより極端に胸のベルクロに近づいています。
②
ファステックスが付いている。
③
胸のパルスがSpartanは直接アーマーに縫い付けているのに対しSpartan2では1枚のナイロン生地の上に縫い付けている。
胸のパルスが同じ長さである。
その他
胸のベルクロが若干長い。
リリース機能無し。
実際のミリフォト画像
MCAV(Marine Combat Assault Vest)
2007年後半からミリフォト画像に頻繁に出てくるようになったMCAV。
①
肩のパルスから胸のベルクロまでの距離がMTVとほぼ同じである。
②
胸のパルスは直接本体に縫われていて3本とも同じ長さである。
③
MTAV・Spartan・Spartan2のお腹部分のパルスが4本に対しMCAVは3本である。
その他
胸のベルクロがパルスと同じ長さである。
リリース機能付き。
実際のミリフォト画像
以上の研究結果からインターセプター以降のボディーアーマーは、他のブランドも一部使用されてると聞いた事がありますが、MTVファミリーとして考えるとMTVに類似するアーマーは上記の5つではないかと思います。
現在海兵隊はMTVの発注を中止し、MEUなどでは新CIRASやSPCなどの新型アーマーが配備されて来てます。PPI社もMTVを現在改良し隊員の不満や装備の欠点をカバーしようとしていますが、この先注文が増える事は無いようです。しかし、現在米国海軍から2000着のオーダーがあったそうです。
海兵隊のMTV発注数は約6万着とされています。現役将兵と予備役を合わせ、約22万人の人員に6万着は少ない?と思いますが、海兵隊は十分な数を支給したと述べています。
しかし本当に足りているのかと少し思ってしまう事もあります。
この手のアーマーはメーカー側での対応年数が3年とされ、約3年で新たな物が支給される事になっています。とっ言う事はもうそろそろ入手しやすくなるのでは無いかと思いますが、最近の流出は9.11以降厳しくなっているので特にここ2~3年は難しいくなってますね。。。
Spartan2
昨年の11月に日本全国のSpartan2愛好家12人でオフ会をした時に記念撮影しました。1番左が私です♪
因みに画像は合成です(゜□゜;)
さて次回は、、、、、、、何を研究するか全く考えてませんww
気長にお待ち下さいm(_ _)m
2009年07月16日
HSGI RUSHMORE
今回の研究材料はハイスピードギア製 インターセプターボディーアーマー用 拡張キットです。
この拡張キットは、2005年頃イラクに展開中のキャンプペンデルトン所属 フォースリーコンの要望で少数制作された物です。
装着の方法は同じハイスピードギアのWASATCHやWARLORDのようなチェスとタイプではなく、ボディーアーマー本体に直接固定します。しかし、固定する箇所が少なく、実際にマガジンなどを入れて動くと装備自体がずれてくるので、私はタイラップなどで数箇所を固定して使用しています。
マガジンを入れるカマーバンドには、片側5ポケットで1つのポケットに2つのM4サイズのマガジンを入れる事ができます。マガジンの取り出しはハイスピードギア独自の物で、緑のフラップを引っ張りベルクロを外しマガジンを素早く抜ける構造になっています。贅沢を言えば、ポケット内部に仕切りが有ったほうが良いと思います。仕切りが無いので2本同時に抜けてしまいますw 特にTOKYOマルイのマガジンなどは実物マガジンより厚みがあるので、急いでいる時などは少し使いづらいかな(汗
左カマーバンドには無線機ホルダーがありPRC-148のようなサイズの無線機が入り、上部をベルクロと紐で固定出来るようになっています。(無線機のPRC-148はレイジーキャット製)反対側の右カマーバンドにはユティリティーポーチがあります。 背中のハイドレーションキャリアには3Lまでのハイドレーションブレーダーを入れる事が出来ます。
キットは3分割に分かれインターセプターボディーアーマー本体への取り付けはMALICE CLIPとショルダーストラップで行いますが、それでは不十分なので私はタイラップ等で固定をしています。
この装備はフォースリーコンに少数しか生産していないので、ミリフォトでの確認は未だ出来ておりません。。。実際に現地で(イラク)フォースリーコンが使用しているかどうかは断言できませんが、入手先がHSGI(ハイスピードギア社)の関係者経由からなので、実際に現地でフォースリーコンが使っていたと私は信じています(汗
今回は研究と言うより装備説明になってしまいましたが、次回は何にするか少しだけ悩んでみますので、暫しの間更新をお待ち下さい。。。
でわでわ。
2009年07月16日
FLCベスト MOLLE2とFSBE2の比較
紹介するのは同じコヨーテブラウンカラーのFLCベスト!
でもよく見ると違う。
興味の無い人には「だから?」と思うが、なぜか私の心をくすぐる(汗
画像左が一般部隊等に配備されている「MOLLE 2 FIGHTING LOAD CARRIER」(FLC)(Specialty Plastic Products製)
画像右が特殊部隊等に配備されている「FSBE 2 FIGHTING LOAD CARRIER」(FLC)(Eagle製)
左がFSBE2右がMOLLE2で一目見て分かるようにMOLLE2には「US」の文字が入っている。流石に特殊向けのFSBE2の方には「US」は入れれないのかな?あと、MOLLE2の両肩にはカラビナなどを引っ掛けれるようなタグが付いている。因みに、FSBE2の色が薄いのはイラク帰りの放出品なので日焼けをしているw
肩の後部分で違いが分かるのは、画像右のFSBE2に金属のリングが付いている。
それと肩幅が広く縫製もかなり違っている。
肩に当たる部分がMOLLE2ではナイロン1枚に対しFSBE2の肩部分には薄いパットが入っている。
よく見ると(Specialty Plastic Products製)と(Eagle製)では明らかに縫製や強度の違いが分かる。殆んどの箇所が1本縫いのMOLLE2に比べFSBE2では2本になっていたり、Eagle独自の縫製が流石と感じる所です。
本体と腰ベルトを調節する金具も違うメーカーだが、どこの物だろうか?
左がFSBE2右がMOLLE2
ウェビングの数は同じ本数だが、穴の数がFSBE2の方が0.5個?~1個多いのと腹巻の長さが若干大きい。
画像は「MOLLE 2 FIGHTING LOAD CARRIER」(FLC)(Specialty Plastic Products製)を装備している海兵隊員3人。
次回は同じような形のFLCをいくつか検証してみたいと思います。